Nikon 動画機向けエントリーモデル『Z30』来た!

SONY α6400 V.S Nikon Z30カメラ
SONYのα6400とNikon Z 30の比較

こんばんわ!りゅうさんですー

この所、めっきり暑くなりましたねー

聞くところによると、6月の時点で35℃を超えるような気温は

記録的だとか何とか??

そんな、世の中がゆでだこのような暑さの中、カメラにもホットなニュースですね!!

ついにNikonから動画機を意識した、エントリーモデルが発売される様です!!

今回は、そんなNikon動画機モデル『Z30』について色々比較してみようと思います!!

SONY α6400とNikon Z30

以前に、当ブログにて『α6400とZ50』を比較検討した記事がありましたが

今回の『Z30』はまさにSONY α6400の対抗馬かと!!

※実際には、SONYで言うところの『ZV -E10』が同価格帯のライバル機になりますかね…

当方が、所有しているSONY機がα6400なのでこちらで比較してみようと思います!

α6400とZ30 比較表

機種名Sony α6400Nikon Z30
実勢価格¥114,530¥88,110
センサーサイズAPS-CAPS-C
重量約403g約405g
常用ISO感度3200025600
拡張ISO感度拡張102400拡張204800
有効画素数2420万画素2088万画素
レンズマウントEマウントZマウント
SDカード枚数1枚1枚
モニター仕様チルトモニターバリアングルモニター
フォーカスポイント425点209点
手ぶれ補正×○※動画時電子手ぶれ補正
ボディサイズ約120.0 x 66.9x 49.9mm約128×73.5×59.5mm
撮影モード・3840×2160(4K UHD):30p/24p
・1920×1080:
 120p/60p/30p/24p
・1920×1080スロー60p/30p/24p
・3840×2160(4K UHD):30p/25p/24p
・1920×1080:
 120p/100p/60p/50p/30p/25p/24p
・1920×1080スロー30p
(4倍)/25p(4倍)/24p(5倍)
※120p:119.88fps
100p:100fps、60p:59.94fps
50p:50fps
30p:29.97fps
25p:25fps
24p:23.976fps
※標準/★高画質選択可能(3840×2160、1920×1080 120p/ 100p、1920×1080スローは★高画質のみ)
電子ビューファインダー×
log撮影×

上に、比較の一覧をなるべく必要最低限にてまとめてみました。

正直、素人目線で小難しいスペック上の数字や複雑な機能などはよく分からないので(笑)

ザックリ、特に気になるところをピックアップして確認してみましょう!

1.価格帯

まずは、価格ですよね(笑)

これをクリアしないことには、購入検討候補にも入らない…

SONY動画機 『α7s III』なんてボディだけで40万以上しますからね!

早速。『α6400』では実勢価格で約¥115,000、『Z30』が¥88,000。

いずれもボディのみで、レンズは別となってます。

これだけ見れば『Z30』に軍配が上がりますね!

ただし、レンズが別なので『Z30』の場合、Nikon Zレンズを購入する必要がある!

これが安いレンズキットや割安の単焦点などであれば無問題。

しかし、ひとたびS–Lineなど選ぼうもんならたちまちウン十万の出費です(笑)

SONY機は、レンズもサードパーティなどバリエーション豊かなのでレンズに掛かるコストは

割とリーズナブルかも知れません。

2.センサーサイズ

センサーサイズは、両機とも同じAPS-Cとなっており同じです。

3.本体重量

ここは、動画機を使うにあたっては結構重要ですね!

当方も以前の記事で書きましたが、ジンバルを使った撮影の際にカメラが一眼レフだったが故に

重すぎて腱鞘炎になりかけたと。。。

そんな経緯があり、α6400を動画機として導入した経緯がありました。

さて、今回の2機種重量差はと言うと、なんと『ほぼ同じ』です。

α6400が約403g、Z30が約405gと差は2gです。

これは体感では分からないレベルですね!

4.ISO感度

ISO感度とはなんぞや??と言う方も初心者ならいるかもしれません。

これは、暗所にて撮影をする際にカメラが光をとらえる能力を指します。

カメラが多くの光を取り込むためにはいくつかの方法があり、絞りを開ける(F値を下げる)、

シャッタースピードを下げる、そしてISO感度を上げる等の方法があります。

夜の撮影などは、光源などに制約があり絞り値やシャッタースピードでの対応では

限界があります。

そんな時に、ISO感度を上げて対処します。

ISO感度に関して言えば、若干ですがα6400に軍配が上がりますね!

※拡張時は静止画時です。なのでスチール撮影時のISO感度になります。

ただ、ISO感度は上げすぎると映像にノイズが乗ります。

この辺を上手く設定してあげないと、いざ編集という場面で使い物にならない素材のオンパレードに

なります…

5.モニター仕様

これは、正直にZ30が羨ましい…

何度、撮影時にバリアングルモニターが良い!!と思った事か…

そもそも、α6400がVlogカムじゃないと言う事もあるんですが…

やっぱり、Z30がVlog向けである事からもこの辺は優位に出ていますね。

チルト式は可動範囲もそれ程大きくないので…

あとジンバルに載せてローアングルで撮影するときにモニターがジンバルにあたるんですよ。

6.フォーカスポイント

この辺に関しては、やはりSONYが強くてAF性能もやはりイイ!!

んですが、個人的にはそこまで大きな差は感じてはいないと言うところが正直です。

これはZ5での話なんですが、Z5で動画を撮影した時の瞳AFなどがα6400とそんなに違うか?

と問われれば正直体感的には分からない。と言うのが本音でして…

一応、α6400が425点、Z30が209点とポイント数で言えば倍以上違いますね。

ということで、この辺は各メーカーの癖も含めた『好み』になりますかね。

スチール時は、正直α6400の方が優秀かも知れないですね。

なんというか、フォーカスに迷いがない。

7.log撮影

ここは、カメラを選ぶ上で非常に重要かも知れません。

log撮影とは、撮影した動画データの中に被写体や風景などの色情報などが多く圧縮され保存してある

撮影データです。

SONY等は、S-logと呼ばれNikonにもN-logがありますがZ30は非対応となります。

α6400はlog撮影に対応しています。

S-log等で撮影したデータは撮影後の編集で、カラーグレーディングやカラーコレクションが

可能なので、映像表現としての幅が大きく広がります。

当方も最初、カラグレ挑戦しましたが難しくて挫折しました(汗

しかし、最近再挑戦しまして今回はフリーのLutを当てて見たんですが、

ビックリするぐらい簡単に、シネマティックに変化しました。

これは後から追加出来ないので、初めからカラグレ等後々考えているという方は

log撮影対応機種の購入をお勧め致します。

ちなみに、Lutとはカラーグレーディングをする際の設定が格納されている

ファイルで、Adobe Premiere Proなどだと拡張子が『.cube』と記載されたファイルです。

これを編集時のクリップに適用すると、あら不思議とってもお洒落な動画に大変身です!

8.手ぶれ補正

両機ともスチール撮影時の手ぶれ補正はなし。

α6400は動画時も手ぶれ補正はありませんので、レンズ内手ぶれ補正に依存します。

Z30は動画撮影時に電子手ぶれ補正が効き、かつ選んだレンズに手ぶれ補正があれば

両方効きますが、Zレンズは中望遠等の動画には少し不向きなレンズのみ手ブレ有りですね。

先日、小田原Forest adventureにお邪魔した際に、α6400+TAMRON 17−70mm F2.8で

ジンバル無し撮影をしましたが、レンズ内手ぶれ補正もかなり効いてました。

全く手ブレしない訳では無いですが、必ずしもジンバルが必要な訳ではないですね。

まとめ

結論、どっちがイイのか??

元がNikonユーザーなんでNikonにもっと動画機を頑張ってほしい!!

というのが正直なところ。

今回8/5に『Z30』が発売されますが、ホントは欲しい。

まず、バリアングルなのがいい。

あと、基本はNikonの画作りが好きですね。

Z5で撮った映像も撮って出しでも結構満足いく出来だったりするので。

ただ、一度logで撮ってグレーディングした時に出来た動画を見るとすごく感動で…

撮って出しで撮れた綺麗な画と色々試行錯誤し、洗練された色味を見比べると

やっぱり雰囲気が全然違う!

映像の醍醐味はこういうところなんだろうなぁと感じる事が出来るんですよ。

なので、手っ取り早く綺麗な画で撮ってVlogやりたい!!って人はZ30がお勧め!!

映像メインでカラグレもそのうちやりたい!!って人はlog撮影ができる機種を!!

というのが結論ですね!

動画初心者でまず手始めにって考えると両機とも安いとは言えないので。

まずは将来的にどこまで拘るか?を明確にすることをお勧めします!

当方の場合は、深く考えずにいきなりα6400購入しましたが、結果オーライでした!

色々なクリエイターの方の作品を見るにつれシネマティックと言うのが凄く撮りたくなって…

NikonにもZ6やZ7などの動画のRAW撮影が出来る機種もあるので、Z30から入って

追々、上位機種にアップグレードもいいかも知れませんねっ!!

おまけ

ちなみ、両機種どちらを買うにせよレンズは何かしら必要です。

そこで、当方が現在使用しているもので割とリーズナブルで明るいレンズをご紹介です。

Nikon NIKKOR Z28mm f2.8

価格は、ビックカメラなどで新品で¥31,900程。

AMAZONや価格コムなど安いところでは、¥29,000前後ですかね。

F値が単焦点の割には若干高めですが、作例等見ると中々の描写力でした!

また別の機会に、使った感想などレビューして見たいと思います!

※ボディはZ5

SIGMA 30mm 1:1.4 DCDN (F1.4 30mm)

こちらは、SONY α6400にお勧めの単焦点レンズ『SIGMA 30mm 1:1.4 DCDN』です。

こちらも、以前にα6400とZ50の検討・比較記事の際に載せてました。

かなり、軽量でかつF1.4と言う明るさがあり非常に使い勝手がいいです。

程よく、写りもシャープなのでお勧めです。

値段も、¥39,600(新品)でヨドバシやビックで購入可能。

NIKKOR Zはフルサイズ用、SIGMAはAPS-C用という差があります。

当ブログをご覧いただいた方の選択の一助になればと思います。

りゅうさん
当サイトの運営者で二児の父

アラフォーサラリーマンで二児の父。
最近は、自転車とカメラが趣味。
DIY好き…

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